2015年01月28日

スイスフラン急騰の、背景その@

今回はユーロ/スイスフランの1.2というレートの維持をやめることをスイス国立銀行が発表したこと急激なスイスフラン高となった。
なぜこのような大暴落が起こったのかと言うと、1.2を下回らないという予想でストップを置いたトレーダーが多かったから。

1.2という水準はスイス国立銀行が明言した守備ラインだった。
つまりユーロ/スイスフランのレートが1.2以下になることはないため、1.2を少し下回ったところにストップを置いて買い注文をすれば必勝だった。
しかしスイス国立銀行が「1.2を維持する」という声明を撤回したので、1.2のすぐ下にあるストップが大量に狩られて過去に例を見ないほどの大暴落となった。
悪いことに、年度を跨いでの大損失ということになるので、税金+追証の2重苦に見舞われる人もいるかも知れない。

暴落により被害をこうむったトレーダーは多かっただろうが、今回大負けしたのは1.2を背景としたトレードで小銭を稼いでいた人達がほとんどだろうから、収支は案外トントンくらいかも。

追証を肩代わりしているFX業者さんの衰退が始まるというような論もある。
景気の悪い話であるが、今回のは特殊中の特殊な事例なのであまり気にする必要は無いだろう。ただ、こういうことが起こりうるのがFXの世界だと覚えておきたい。
アルパリ倒産とのニュースも。
posted by agehatefu at 02:00| Comment(0) | FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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